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アフターデジタル時代、アプリ・デジタルサービスを「伸ばす」KPIの設定方法

2022.05.02 Mon.

アフターデジタル時代、アプリ・デジタルサービスを「伸ばす」KPIの設定方法

※この記事は外部ライター様による弊社セミナーの聴講まとめ記事です。

アプリやデジタルサービスをグロースさせるためには、「正しいKPIの設定」が非常に重要だということは、誰もが認識していると思います。

しかし、KPI設定の考え方が、この数年間で大きく変化していることに気付いている方はまだ少ないのではないでしょうか?

従来の考え方のままでKPIを設定し続けていると、サービスの成長が伸び悩んでしまうことも。

そこで今回は「アフターデジタル時代」におけるKPI設定の考え方や、具体的な方法を解説するセミナー動画「アプリグロースとKPI設計~アクティブユーザを増やすために追うべき指標とは」の内容を一部紹介します。

<セミナー動画>※視聴無料
>>アプリグロースとKPI設計~アクティブユーザを増やすために追うべき指標とは


講師
プロダクトマーケティング(事業開発/営業開発)
チームリーダー 佐藤 駿

東京大学経済学部経済学科卒業。保険会社、金融系メディアなどのUX改善支援をコンサルタントとして推進した後、新サービス「USERGRAM」の新規営業やサービス利用支援に従事。現在はUXグロース業務の組織定着に向けた新方法論・サービス開発を推進しながら、『アフターデジタル』シリーズ著者の藤井との共同プロジェクトによる情報発信を行っている

「アフターデジタル時代」に合ったKPIの考え方とは?

そもそも、「アフターデジタル」とは何を意味するのでしょうか。佐藤さんは、「ビジネスや生活における顧客接点がデジタルに包み込まれている状態」だと説明します。

従来であれば、顧客接点は原則としてリアルの場にあり、まれに便利な体験をデジタル上で提供するのが一般的な考え方でした。

しかし、誰もがスマートフォンやパソコンを保有し、いつでもデジタル空間にアクセスできる状況にある現代においては、顧客との接触もデジタル空間を介すことが当たり前に。リアル空間は、体験を充実させるサブ要素になりつつあるのです。

こうした状況下では「サービス運営の考え方も変わってくる」と佐藤さんは続けます。

例えば「ダイエットをしたい」「スキルアップをしたい」など、何かしらの目標を達成したいユーザーがいたとします。この時、ビフォアデジタルとアフターデジタルの場合では、支援の仕方が全く異なるのです。

・ビフォアデジタル:バリューチェーン型

ある特定のポイントに対し、リアル空間を介した「物理的な価値」を提供することで、小さな成功を支援

・アフターデジタル:バリュージャーニー型

デジタル空間を介して常に顧客と接点を持てるため、一連の行動フローを支援することができる。結果的に、顧客の大きな成功(目標達成)までの支援が可能に

従来であれば、特定の行動にのみ役立つ品質の高い製品を提供すれば、一定の評価を得ることができていました。しかし現代では、「一連の成功体験」を支えることが重要になってきているといいます。

KPI策定の4ステップの進め方

サービスの重要指標が「製品」から「体験」になると、KPIの設定方法も変えなければならない、と佐藤さんは続けます。

従来では多くの人にサービスを知ってもらい、購入・契約をしてもらう、つまり「CV」や「CVR」といった指標が重視されていました。

しかし、一連の「体験」を支えるのであれば、ユーザーにサービスを継続利用してもらわなければなりません。つまり、追うべきKPIは「MAU」や「DAU」といった数字になってくるのです。

加えて佐藤さんは「継続利用に至るまでのステップを言語化した上で、それぞれの遷移率をKPIとして設定することも重要だ」といいます。これについては、セミナー動画で詳しく解説されています。

また、「ユーザーがロイヤル化するまでのシナリオの描き方」など、サービス運営に役立つ情報を、明日から実践できるレベルで丁寧に学べるので、ぜひチェックしてみてください。

<この動画で学べること>
・アフターデジタル時代、企業が提供すべき価値とは?
・アプリ、デジタルサービスをグロースさせるためのKPIの考え方
・具体的におくべき指標とは
・KPI設定のやり方

<セミナー名>※視聴無料
>>アプリグロースとKPI設計~アクティブユーザを増やすために追うべき指標とは

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