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アプリ・Webサービス担当者が改善企画でやりがちな「落とし穴」。専門家が語る効果的なデータ活用法とは?

2022.04.27 Wed.

アプリ・Webサービス担当者が改善企画でやりがちな「落とし穴」。専門家が語る効果的なデータ活用法とは?

※この記事は外部ライター様による弊社セミナーの聴講まとめ記事です。

アプリやWebサービスの運営をしていると、「数字を見ていても改善企画がうまく浮かばない」「いろいろな打ち手は試しているのに、改善につながらない」といった悩みを抱えることも多いのでは?

そこでこの記事では、さまざまな企業のUX改善支援を行ってきたビービットの佐藤駿さんが講師を務めるセミナー、「アプリ改善に向けた企画の示唆を得る データから『次なる打ち手』を見つける方法」の内容を一部ご紹介。

動画の概要や、特に参考になるポイントを解説します。

<セミナー動画>※視聴無料
>>アプリ改善に向けた企画の示唆を得る データから「次なる打ち手」を見つける方法

講師
プロダクトマーケティング(事業開発/営業開発)
チームリーダー 佐藤 駿

東京大学経済学部経済学科卒業。保険会社、金融系メディアなどのUX改善支援をコンサルタントとして推進した後、新サービス「USERGRAM」の新規営業やサービス利用支援に従事。現在はUXグロース業務の組織定着に向けた新方法論・サービス開発を推進しながら、『アフターデジタル』シリーズ著者の藤井との共同プロジェクトによる情報発信を行っている

アクセス解析では「課題の本質は見えない」

講師の佐藤さんは、さまざまな企業のUX改善支援をする中で、アプリやWebサイトの企画者・ディレクターと話をしていると、多くの人から同じような悩みを相談されることがあるといいます。

<アプリ・Webサービス担当者が抱える共通の悩み>
・アクセス解析ツールを眺めていても改善企画に繋がらない
・改善企画の示唆をどうやって得るのかわからない
・施策を打ったが、影響がどれだけあったか振り返りができない
・施策の良し悪しを、数字の上下だけでしか判断できない

これらの悩みの原因には、多くの担当者が「アクセス解析」をもとに、問題のあたり付けや改善企画の立案、改善提案を行っていることが挙げられると佐藤さんは続けます。

実は、「アクセス解析」では問題のあたり付けまではできても、「本当に解決すべき課題を見つけるのは難しい」というのです。

なぜなら、アクセス解析によって見える「平均値」といった数字は、一人一人のユーザーの行動の結果をまとめた数字であり、実際に存在するユーザーの動きとは異なったものになるから。

また、数字が示すのはあくまで行動の「結果」であり、どんな課題を抱えてそうした結果に至ったのかまでは分からないためです。

そうした中で、顧客の持つ課題を探るには「アクセス解析」ではなく、「シーケンスデータの活用」がおすすめだと佐藤さん。

シーケンスデータとは、訪問したユーザー一人一人の行動を時系列で示したデータのことを意味します。

実際に存在するユーザーの行動を追えることから、ユーザーがどういう意思をもってその行動を取ったのかを予測しやすくなるのです。

動画では「シーケンス分析」の考え方や具体的な方法を丁寧に解説

セミナー本編では、シーケンスデータを用いた課題の分析方法が詳しく解説されています。

また、「アクセス分析(=量的データ)」と「シーケンス分析(質的データ)」それぞれの強みや、活用方法の違いについても理解できる内容になっています。

それぞれの特徴を理解できるようになると、課題の推察や改善企画の立案の視野も大幅に広がりそうです。

アプリやWebサービスをよりよくしていきたい方は、ぜひセミナー動画をチェックしてみてくださいね。

<この動画で学べること>
・シーケンスデータとは何か
・シーケンスデータを分析するための方法とは?
・従来のアクセス解析とシーケンス解析の考え方の違い
・シーケンス解析を効率的に行う3ステップ
・「量的データ」と「質的データ」の掛け合わせ

<セミナー動画はこちらから>※視聴無料
>>アプリ改善に向けた企画の示唆を得る データから「次なる打ち手」を見つける方法

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