2008年09月16日

あと1%離脱を減らすフォームのテクニック

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ユーザビリティコンサルタント
三田 明紀

資料請求や申し込みフォームにおけるユーザの離脱を防ぐ方法はこれまでにもご紹介してきましたが、今回は「さらに一歩」改善するためのテクニックをご紹介いたします。

離脱を減らすためには、「簡単に入力できそうだと思わせる」ことが重要です。

例えばECサイトのフォームでは支払い方法や配送方法など、ユーザに様々なオプションを選ばせることがよくあります。選択肢が多いことは利便性にも繋がりますが、一方でそれが離脱の原因になっている可能性もあります。

ユーザはフォームが縦に長かったり入力欄が多く見えると、「入力が面倒そう」と思い離脱の可能性が増えます。

お支払い方法選択フォーム例

以下は改善例です。支払い方法を選択するラジオボタンをクリックしてみてください。


選択したオプションに関連した情報だけを出す、言い換えると「要らないものは隠してしまう」のです。

クレジット決済をしたいと思っているユーザには、銀行振り込みや代金引換の注意書きは不要ですから、余計な情報を隠すことでフォームが簡単に見え、離脱を減らすことができます。

上の例は、JavaScriptのライブラリを活用すれば比較的簡単に実装可能です。
選択肢があるフォームには色々と応用できますので、上手く活用してください。

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