2008年02月25日

文字情報を含む画像で配慮したい点

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顔写真
ユーザビリティコンサルタント
東 美和子

過去のユーザビリティ実践メモでは、ECサイトでの商品写真の使い方について取り上げてきました。
関連記事:
実際の大きさがイメージできる商品写真を置こう
写真で見せる商品紹介

今回は、住宅の間取り図、家具の寸法図、通信教育の教材サンプルなど、文字情報を含む画像を掲載する際の配慮したいポイントを2つご紹介します。

■文字が正確に、ストレス無く読み取れること
ユーザは画像中の文字から何らかの情報を読み取るわけですから、その文字が小さかったり、画像が粗くて読み取れなかったりすると、ストレスを感じてしまいます。それだけでなく、判断に必要な情報が獲得できないことで、その商品(物件・教材)の検討をやめてしまうこともあります。

このような場合、大きくて鮮明な画像を掲載するのがベストなのですが、ファイルサイズの制限から思うように掲載できない場合もあるでしょう。その際は、重要な数字や箇所だけHTMLのテキストにして伝達する、という代替策が有効です。

■専門用語を使っていないこと
間取り図や寸法図で起こりやすいのですが、業界の専門用語が書かれた図が掲載されているケースがあります。
例:8J(=8畳)、Φ:1000mm(=直径1000mm)

一般のユーザでも、ある程度経験や知見を持っている方であれば専門用語は理解できますが、意味が分からずに悩んでしまうユーザも多数存在するでしょう。

関係者の間で使われている図をそのまま使うのではなく、一般ユーザ向けに用語を修正・解説した上で掲載するのが、より親切な対応と言えるでしょう。

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