2006年05月01日

「飛び出す」ナビゲーションの弊害

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顔写真
ユーザビリティコンサルタント
橋本 公彦

ある箇所にマウスオーバーをした瞬間に、ナビゲーションが飛び出るタイプのサイトを見かけます。

マウスオーバーで中の項目が表示される例

これらのサイトは「スペースを省略する」「ユーザをビックリさせて楽しませる」といった意図でデザインされているのでしょう。

しかし、このような「飛び出す」ナビゲーションは往々にしてユーザに気付かれないことが、ユーザビリティテスト(ユーザ行動観察調査)では観察されています。

ユーザは非常にせっかちですので、隠れたナビゲーションを探すために時間を割こうとは思わないものです。

ナビゲーションはユーザを目的のページへと誘導する重要な機能です。これを「スペース省略」や「アミューズメント」の名のもとに隠してしまうのは得策ではありません。

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