ユーザは浮気をしていた。
セッションをまたいだユーザ行動の事実。

1回あたりのセッションではなく、セッションをまたいだユーザ行動を見ると、想定とは異なる動きが見えてくることがあります。
今回は、高級ブランドバッグを取り扱うECサイトの事例を紹介します。

2018年3月26日
ユーザは浮気をしていた。セッションをまたいだユーザ行動の事実。

同一ブランド製品での回遊を促していたブランドバッグEC

ある高級ブランドバッグを取り扱うECサイトでは、「ブランドごとに商品を見る」ということが行いやすいサイト構造にしていました。具体的には、サイトトップでは「ブランドから探す」という導線をもっとも優先度高く掲載していました。また、商品ページ下部に掲載する「レコメンド商品」には、同じブランドの人気商品を掲載していました。

「ブランドは、サイト流入前に決まっている」というのが社内の定説だったためです。「今回買いたい憧れのブランド」は雑誌や日々の情報収集で決まっていて、どのバッグにするのか、どの色にするのか選ぶという段階でサイトに来訪すると思っていました。
その証拠に、導入していたあるサイト分析ツールでも、ユーザは1回のサイト来訪において1つのブランド商品を複数見るという行動でした。

ユーザは一途であると、担当者は信じていました。

セッションをまたぐと異なるブランドに浮気をしていた

しかし、ウェブサイト上の各ユーザの行動を可視化できるツール「ユーザグラム」で、セッションをまたいだユーザ行動を確認したところ想定とは異なる事実が明らかになりました。

セッションごとではたしかにユーザは同じブランドの商品しか閲覧していませんでした。しかし、翌日のセッションでは異なるブランドの商品を閲覧していたのです。

ボリュームを確認してもそのような行動をとるユーザの割合は決して低くなく、半数に迫る割合でした。

仰天の事実でした。
半ば信じられなかった担当者は友人数人にも尋ねました。
すると友人達には「サイトでブランドをまたいで商品を探しづらいと思ってた。ブランドはあれがいいかな〜って思ってても、値段を見て、別のブランドにしようかなあってなることもあるよ」と言われてしまったのです。

複数セッションのユーザ行動も踏まえたサイトを

「ユーザはブランドを決めている」ことを前提に全てを決めていたので、大幅に見直しをかける必要が生じました。
担当者はまず、商品ページに掲載するレコメンド商品を見直し、他のブランド商品もレコメンドするようにしました。

長期の検討商材であるほど、1セッションあたりのユーザ行動を見ているだけだとユーザの行動やニーズを捉え違えることがあります。
セッションをまたいだ行動をユーザグラムで確認してみてはいかがでしょうか。

ユーザグラムの詳細を知りたい方、
導入をご検討の方はこちら

ユーザグラムの詳細な機能や導入事例、活用方法などをお知りになりたい方は、
下記よりお問い合わせいただくか、資料をダウンロードください。