第1回 RSS広告社 田中弦氏×ビービット
「今、インターネットで何が起きているのか」(2006年7月29日)
パート1 今、インターネットで何が起きているのか
- 司会:
- 今回は、RSS広告社の田中弦さんと共に、主に2つのテーマについてお話したいと考えています。
一つ目は今「インターネットで何が起こっているのか」ということについて。それを踏まえ、二つ目は「企業は今後どのように マーケティングを行っていくべきなのか」という点について議論ができればと思います。

- 司会:
- まず最初に「今、インターネットで何が起きているのか」ということについて。「ロングテール」という概念から考えてみたいと 思います。参加者の方々は「ロングテール」という言葉を一度は聞いたことがあると思いますが、簡単に説明できる方は いらっしゃいますか。
- 観客1:
- 今までは2:8の法則で、上位2割の商品が8割の売上を占めていたのが、最近はそうではなく、残りの8割のマイナーな商品での 売上のほうが多い、という現象でしょうか。
- 田中:
- 販売という側面から考えると、そうですね。
- 司会:
- アクセンチュア(当時アンダーセン・コンサルティング)に在籍していた時、あるメーカのプロジェクトを担当していた のですが、ちょうどパレートの法則どおり、上位20%の商品が80%の売上を上げていましたね。でも、それが今は変わってきている、と いうことですね。
- 田中:
- ただ、僕はこの図って売上と商品数の相関だけではなくて、実は、インターネットの進化によるもっと様々な変化も表している のかなあ、と思っています。
- 司会:
- では、具体的にはどういった事を表していると思われますか。
- 田中:
- そうですね、大きく4つあると思うんです。
- 圧倒的品揃えとしてのロングテール
- 販売チャネルとしてのロングテール
- 集積知としてのロングテール
- トラフィック自体のロングテール
これらについて、ひとつずつお話していきたいと考えています。