ベネッセコーポレーション

プロジェクトの概要

外部環境の変化に伴い、既存のコミュニケーションでは新規会員獲得が難しくなっていた。これまでとは違うユーザのニーズを捉えたコミュニケーション方針を策定し、ウェブサイト経由の申し込み数108%を達成。

クライアントの課題

いわゆる「ゆとり教育」の見直しに伴って学校の教育指導要綱が改訂された結果、小学校ではこれまでより宿題が増え、家庭で通信教育をやる時間が減少するという状況が発生していた。

また、子ども時代にベネッセコーポレーションの広告や教材に親しんでいた世代が親となり、進研ゼミ小学講座に対して一定の認識を持っていることで、家庭に送られたDMを見ずに直接ウェブサイトに訪問する方が増え、『DMでは伝えきれない詳細な情報を提供する』という従来のコミュニケーション方針を変えたほうが良いのでは、という仮説を持っていた。

一方、昨今のデジタル技術の進歩を前に、ベネッセコーポレーションでも積極的にデジタル教材の導入を進めており、現在の進研ゼミ小学講座の取り組みや魅力をもっと知ってもらいたい、と考えていた。

そこで、改めて「環境変化がユーザにどのような影響を与えており、ユーザがウェブサイトを訪れるきっかけやニーズはどう変化しているのか?」を徹底的に理解し、新しいコミュニケーション方針策定のもとでウェブサイトのリニューアルを実施することとなった。

ビービットのアプローチ

複数回のユーザ行動観察調査で徹底的に仮説検証

環境変化に対してウェブで今何が起きているか?を電話ヒアリングやアクセスログなどから分析し、作成した仮説を基にプロトタイプを設計。実際にユーザに使用してもらうことで、仮説を修正・発展させ、再度ユーザに使用してもらうユーザ行動観察調査を繰り返し実施した。

また、スマートフォンの普及に伴い、デバイスによってユーザや行動に違いがある可能性を鑑み、PCメイン利用者とスマートフォンメイン利用者を分けて同じく複数回のユーザ行動観察調査を実施した。

サービス関係者が一丸となってリニューアルに取り組むための工夫

プロジェクトの推進状況を報告する定例会議以外に、じっくりと時間をかけてブレインストーミングやディスカッションを実施する会議を複数回開催。プロジェクトメンバー全員で思いを共有し、認識のすり合わせを行うことで、共通の目的を持ったチームとしてプロジェクトを推進することができた。

あわせて、ウェブサイトを運営する部門の方だけでなく、教材を作成する部門や会員をサポートする部門の方にも会議や調査に参加してもらうことで、サービスに関わる多くの方にこの取り組みを理解してもらい、協力してもらうことができた。

多くの方が参加することで、議論が煮詰まってしまうことがあった際には、ユーザ行動観察調査で実際のユーザを見ることで、自然とユーザにとってより良い方向へ議論を進めることができた。

※コンサルティングプロジェクトの進め方はクライアント様のご状況に合わせてご提案いたします。

プロジェクトの成果

  • ウェブサイト経由の申し込み 108%

クライアントの声

株式会社ベネッセコーポレーション プロジェクトご担当者様

進研ゼミ小学講座のサイトリニューアルで多大なるご協力をいただき心から感謝しております。

弊社の課題を的確にとらえ、仮説にもとづくユーザー調査をくり返し、非常に精度の高いアウトプットにつなげていただいたと思っております。

出てきた仮説に対して、実際のお客様の行動で検証し、その精度を高めていくやり方は、得られるものが非常に多く、とても勉強になり、「顧客思考」の本質について改めて考えさせられた次第です。

リリース後も、改修案のご提示や検証のご提案をいただくなど、さらなる成果向上のために素早くご対応いただいたきとても助かりました。

お客様の状況や課題をお伺いし、
最適なプロジェクトをご提案いたします。

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