プレスリリース2020.04.03 Fri.

ビービット、シーケンス分析クラウドUSERGRAMに「セグメント別利用傾向分析機能」を追加

ユーザセグメント単位の利用傾向を定量的にも把握することが可能に

※セグメント別利用傾向分析機能の画面イメージ

■個別ユーザ単位の行動分析だけでなく、セグメント単位の分析が可能に

ビービットが提供するUSERGRAMは、ユーザ行動データを時系列で可視化することができるサービスです。自社ユーザの行動を精緻に認識することで、ユーザそれぞれがその瞬間置かれている「状況」を定性的に捉えることが可能になります。

そのためUSERGRAMでは、これまで「個々のユーザ」にフォーカスした機能を中心に提供しており、特定の条件で絞り込んだユーザの行動を観察することで事実に基づいた仮説検証を行う、といったケースで活用されてきました。

しかしながら、個々のユーザの行動データを、より多面的な切り口で分析することで、データの有用性が高まるという考えのもと、今回、セグメント単位でユーザ群の利用傾向を定量的に把握することを目的とした「セグメント別利用傾向分析機能」を追加いたします。

■セグメント分析で広がるUSERGRAMの可能性

「セグメント別利用傾向分析機能」は、特定の条件で絞り込んだユーザ群に共通するサイト/サービスの利用傾向を分析・表示するものです。

例えば、

  1. 特定期間にCVしたユーザ群の、ページ閲覧傾向
  2. 特定経路でページ遷移を行ったユーザ群の、CV傾向
  3. 特定のページにランディングしたユーザ群の、イベント発生傾向
などをワンクリックで確認することが可能です。

「ある条件で絞り込まれたユーザ」の利用・行動傾向を把握することで、設定条件の妥当性・有意性を即座に検証することが可能となります。これにより、USERGRAMを活用したユーザ行動観察をより効率的かつスピーディに実施いただけるようになります。

ユーザセグメント単位での状況把握を可能にする本機能を、従来からの中心機能である「個別ユーザ分析」と並行して活用いただくことにより、定性分析に加え定量分析も加味した幅広いマーケティングニーズへの対応を実現します。

■セグメント別利用傾向分析機能の詳細

●概要

  • ユーザ検索、行動の絞り込みを行った後のユーザ一覧画面上において、「利用傾向を確認」ボタン押下により、当該条件下のユーザセグメントにおける各種利用傾向を分析・表示

●分析可能な利用傾向種別(*契約形態によってはご利用いただけないものもあります)

  • 閲覧ページ
  • 入口ページ
  • 流入元
  • スクリーン(モバイルアプリ)
  • イベント
  • コンバージョン

●分析対象期間

  • 最大90日分

●分析結果ごとにcsvでのダウンロードが可能

※利用傾向分析結果画面イメージ(閲覧ページ)
※利用傾向分析結果画面イメージ(コンバージョン)

※詳しい機能内容や利用方法については、直接お問い合わせください。

■今後に向けて

ビービットでは、2018年より継続してデータサイエンス分野に注力しており、本機能は、そのような活動の一環としてリリースさせていただくものです。今後ともビービットでは、膨大な行動データの有用性を高めるようなデータ解析系機能の開発を推し進めてまいります。

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